プジョー 207CC / PEUGEOT 207CC |
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プジョーの207CCはベースが206から207へ進化したことに伴い、モデルチェンジを果たしました。 206よりサイズが大きくなりましたが、安全性の向上と高さを増やさないという点を追求したクルマのサイズとなっているところに好感が持てます。(そのために3ナンバーになってしまいましたが、これは日本の法規の問題もあります) エンジンがBMWと共同開発ということで、207CCがどんなオープンカーなのかチェックしてみましょう。 外見では、大きなグリルと猫目が強調されたヘッドライトがポイントです。 サイドラインの後部が下がっているので、全体的にかなり低いプロポーションです。 フロントの大胆なデザインがより強調された印象ですが、嫌味さはまったくないところが上手いところです。 サイドの筋肉を想像させる造形は若干おとなしめで、全体的にハッチバックよりもクルマらしいデザインにまとまっています。 リア周りはセダンを思わせるルーフラインを素直に受け止める形、ハードトップのカブリオレなので、スポーティーな雰囲気とオープンの開放感の両方を味わえます。 元々インパクトがあるデザインをスタイリッシュに絞り込んだようなデザインは、ハッチバックよりスポーティーなデザインにまとめられています。 価格はかなり高いものの、デザイン面では大きな魅力があるといえますね。 シートはしっかりした作りで、スポーティーなドライブにも十分対応しそうなシートと言えるでしょう。 デザイン上はハッチバックと基本は同じ、目に付く上面をフラットにまとめ、下部に動きがあるデザインを採用して全体が単調になることを防いでいます。 しっかりした作りのシートと相まって、かなり高級感があります。 ルーフは約25秒でチェンジ、カブリオレでも145Lのトランクを確保しています。 外見に負けないスポーティーな内装で、全体的にスポーティーにまとまっています。 操作系ではシンプルなデザインの中に、左右独立調整式エアコンが目立ちます。 日差しによって運転席と助手席の温度はかなり違うことも多いので良いアイデアといえます。 シートは一応4人乗りですが、リアシートはかなり狭いので、基本は2シーターです。 Premiumはレザー仕様の豪華な内装がポイントで、サイズを超えた(価格相応の)高級感があります。 仕様を見ると、ベースの207より高さが75mm低くなっています。 ベースが全体を大きくすることで内部空間の広さを確保しているデザインとなっていたので、それを踏襲しています。 走行中の安定感を考えると206CCからの正常進化といえる、大きさの変化です。 車重は1,440kgとベースのハッチバックより190kgも重くなっています。 オープンの為に仕方のないところですが、サイズからすると相当な重量となります。 回転半径は5.3mと大きめ、全体的にゆっくり運転するタイプのクルマともいえそうです。 安全装備についてもサイドエアバッグ装備、オープンカーといえども十分な安全性を確保しています。 燃費は10.8km/Lとかなり悪い数値、ベースの207よりも1.8km/L悪化しています。 車重が増えたとはいえ、最近の燃費向上の流れからは取り残されている感じも受けてしまいます。 エンジンはロングストローク、BMWと共同開発のおかげか1.6Lでトルクを160Nm発生、かなり優秀なエンジンのようです。 パワーも88kWを確保しているので、車重が重いとはいえ必要十分なパワーはありそうです。 タイヤや足廻りでは、バランス重視のタイヤサイズに好感がもてます。 ベースの207(ATのベースグレードで)はタイヤが大きめなので、ワンサイズ細めの207CCの方がバランスが良さそうなのです。 豪華装備のグレードでも207と同じタイヤサイズとなるので、問題ありません。 207CCは、全体としてスポーティーなデザインを獲得、オープンへの手間もかからない快適なカブリオレに仕上がっています。 かなりコストは高くなりますが、納得できる作りの良さがうかがえるのです。 ここまで高額だと一気に内装が豪華な仕様の選択がベターにも思えます。 足廻りやエンジンなどは ベースの207と基本は同じですが、車重の重さはちょっと気になるところかもしれません。 とはいえ背が低く、安定感を十分確保しているという長所もあります。 デザインや快適さでは大きな利点があるので、あとは高い価格をどう考えるか、というところでしょうか。 用語について プジョー 207CCのグレード一覧です。
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