スマート スマートフォーツー / SMART smart fortwo |
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過去のコンパクトスペシャリティーカー スマートフォーツー 仕様と装備 お役立ちリンク |
スマートフォーツーは、現代のマイクロ2シーターの代表とも言える存在で、2007年10月にフルモデルチェンジしました。 2008年12月に一部改良してアイドリングストップ機能を追加、燃費が23.0km/Lと日本車並みの燃費まで向上しました。 非常に個性的なクルマで、現在このコンセプトのクルマの対抗馬はフルライナップ主義のトヨタiQくらいです。 どんなクルマか、チェックして見ましょう。 スマートフォーツーの外観では、フロント廻りはフラット基調の形ですが、グリルのデザインやヘッドライトの形状が独特です。 楽しさとスマートさを両立したような、個性のあるデザインを取り入れています。 側面はドア後ろからルーフに廻るサークルが特徴で、ボディー強度を高める構造を強調しつつ上手くデザインに取り込んでいます。 リア廻りはかなりダイナミックな造形で、サイドからリアにかけて膨らんだ形が力強さを感じさせます。 リアエンジンにエアを取り入れるためのデザインですが、上手にまとめています。 4つのランプが、より動きのあるデザインを強めている印象ですね。 全体としては、コンパクトなので形状が抑えられてしまいがちなところを、上手くデザインのアクセントとしてまとめています。 フロント部分のデザインは好き嫌いがありそうですが、その他の部分は機能や構造を上手くデザインに取り込んだ、レベルの高い造形でまとめています。 ドイツのクルマというより、ヨーロッパのクルマというべきセンスを感じるクルマに仕上がっています。 スマートフォーツーのインテリアはかなりこだわった形が基本で、各パーツは丸さを強調したりして、個性的なデザインでまとめています。 楽しさを強調したい場合は明るいカラーを、シンプルに楽しみたい場合はシックなカラーを選べるのも便利です。 造形は大胆ですが、にぎやか過ぎないデザインなので、カラーで大きく印象が変わります。 なかなか力の入ったインテリアデザインといえるでしょう。 シートの作りは良いようで、適度なサポートとデザインを両立しています。 足元がオープンな点もポイントで、独自の広さを表現しているようです。 クーペでも屋根が透明なので、足元から頭の上まで開放感を演出している印象なのです。 ただ収納は少なめなので、ちょっとした工夫が必要かもしれません。 全体的に楽しいデザインを基本としているものの、シックな色にすれば引き締まった内装にもなります。 大胆なデザインながらバランスが良いので、破綻がない印象なのです。 かなりレベルの高いデザインで、内外部共に個性的でハイレベルなデザインといえるでしょう。 スマートフォーツーのボディーは2シーターに割り切っている為に、無理なくコンパクトです。 重量も軽自動車並の軽量?で、軽快な走りが期待できます。 ただホイールベースが短い上にRRなので、急加速などの際には注意が必要でしょう。 室内の幅は数字上ではちょっと狭い印象で、このあたりはスペースより安全性を重視した結果のようです。 とはいえ軽自動車より広いので、まず問題はないでしょう。 エンジンは1リッターのツインカム、かなかな優秀なエンジンのようで、パワー・トルク共に日本車並み。 52kWのパワーを5,800rpmで発生、92Nmのトルクを4,500rpmで発生しています。 軽自動車並みの重量ですから、軽快な走りには十分でしょう。 足回りはRRらしくリアタイヤが2サイズ太くなっています。 サイズとしては欲張っていない印象で、バランスの良さを重視したようです。 ブレーキはフロントがディスクでリアがドラム、フロントが軽いとはいえ、そうなるとリアに若干の不安も感じます。 スマートフォーツーは、マイクロサイズながら個性的で秀逸なデザインが最大のポイントです。 ツーシーターになってしまうとはいえ、通常の運転ではこのサイズで十分なケースも多いはずです。 セカンドカーや、多人数時はレンタカーを活用すればファーストカーとしても利用できます。 日本車にない個性を楽しむクルマとして、面白い選択肢となりそうです。 用語について スマート スマートフォーツーのグレード一覧です。
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