プジョー 207 / PEUGEOT 207 |
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207が2年ちょっとでマイナーチェンジです。 外観は前作と基本は変わらず、若干スマートなフロントマスクとなりました。 動きのあるサイドラインが より猫科のデザインを強調、後足も猫足になった感じのデザインはそのままです。 リア廻りも造形が複雑で、筋肉を感じさせる形はそのまま、LEDランプに変更です。 ただ、フロントとリアのモールが強調されている部分については好みが分かれそうですね。 基本のライオンを感じさせる、躍動感のあるデザインをキープしています。 フォグランプの位置は、前作が良かったような印象もあります。 今回のデザイン変更は、ちょっとおとなしめのイメージで万人向きにデザインを振ったようです。 インテリアは、マイナーチェンジ前と変わらず、フラットでシンプルにまとめています。 目に付く上面をフラットにまとめ、下部に動きがあるデザインを採用して全体が単調になることを防いでいます。 しっかりした作りのシートと相まって、かなり高級感があります。 操作系ではシンプルなデザインの中に、左右独立調整式エアコンが目立ちます。 日差しによって運転席と助手席の温度はかなり違うことも多いので、面白いアイデアといえますね。 全体ではシンプルさと高級感を両立したデザインで、グレードが高い内装でまとまっています。 仕様を見ると、マイナーチェンジで全長で15mm、高さが10mmアップです。 車重も10kg重く、内部にまで手が加わっていることが伺えます。 全体を大きくすることで内部空間の広さを確保している点はそのまま、高さと幅のバランスの良さもポイントですね。 また、車重も1,260kgとドイツ車並みに重く、安全装備についてもカーテンエアバッグまで装備です。 ドイツ車同等ともいえそうな安全性を確保しているようですね。 その代償か、回転半径は5.4mと、取り回しには苦労するケースも出てきそうな数値になってしまったのは残念。 燃費は、この時代にもマイナーチェンジ前より1.4km/L悪化しています。 車重が若干増えたとはいえ、最近の燃費向上の流れからは、完全に取り残されている印象です。 エンジンはマイナーチェンジでは変わらず。 BMWと共同開発のおかげで、1.6Lエンジンで88kWのパワーと160Nmのトルクを発生する、かなり優秀なエンジンです。 足廻りはマイナーチェンジで大きな変化はなく、タイヤの幅がワンサイズ小さくなったので、バランスがよくなったといえそうです。 ホイールのデザインも変わり、ボディーデザインにマッチするようになりましたね。 全体では今回のマイナーチェンジは細かい改良と、ラインナップの一新がポイントといえそうです。 かなり価格が安くなったので、コストパフォーマンスが高くなりました。 プジョー 207のグレード一覧です。
2009年10月マイナーチェンジ data:2009/10/12 プジョー 207の仕様と装備へ ページトップへ 車を考える部屋 |
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