マツダ デミオ / MAZDA DEMIO |
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全体のラインは全体的にシャープな流線型で、スポーティーなデザインとなりました。 ヘッドランプ廻りは前作同様の猫目なのですが、バンパー一体のデザインや切れ上がったサイドウインドウなどシャープな現代風のデザインとなっています。 フロントのグリルが大きくなっているのも最近の流行ですが、上手くまとめていますね。 リア廻りもなだらかに落ちる曲線で、フロントからサイドに続く動きのあるデザインを上手く押えた形となっています。 全体にプジョーのデザインの流れを感じますが、よりシャープに・よりシンプルにまとめているので、真似をした感じはまったくありませんね。 この全体を統一したシャープなまとめ方はまったく見事なもので、日本のクルマのデザインもレベルが高くなったことを実感させてくれます。 内装のシートはしっかりしているようです。 インパネ廻りは直線基調に円を組み合わせ、かなりダイナミックでシャープな近未来的デザインとなっています。 質感は普通ですが、シフト廻りとパーキングレバー廻りを分離したりとこだわりを感じさせるデザインです。 丸いエアコンダクトも特徴的で、外見同様シャープな若さを感じるデザインでまとめられています。 唯一、個性が強いので好き嫌いが分かれそうなデザイン という部分が弱点となる可能性もありますが、まとめ方が上手く操作も分かりやすいという点は評価できます。 仕様を見ると、前作より重量は一気に100kgほど軽くなりました。 全体の大きさは若干小さくなっているものの大きな差は無いので、かなりの軽量化といえます。 安全性を確保した上での軽量化のようで、画期的な事と言えそうです。 デザイン的には高さが低く幅が少し広がっているので見た目の安定感も出てきたようです。 このあたり、国際的なコンパクトカーの流れに準じた寸法になったとも言えますね。 燃費は日本車として優秀な部類に入ります。 CVT搭載で1.5Lエンジンの燃費が良くなり20.0km/L、1.3Lエンジンではミラーサイクルと呼ばれる燃焼効率を高めたエンジンにCVTを組み合わせ23.0km/Lの高燃費を実現しています。 その他の1.3Lエンジンはトルコンですが、それでも21.0km/Lと全体的に燃費が向上しています。 エンジンは1.3Lが少しロングストロークで、1.5Lはほとんどスクエアです。 1.5Lは最大出力83KWは6,000rpm 最大トルク140Nmは4,000rpmで発生、1.3Lは最大出力67KWは6,000rpm 最大トルク124Nmは3,500rpmで発生と前作と同じ標準的なエンジンです。 1.3Lのミラーサイクルエンジンは最大出力66KWは6,000rpm 最大トルク120Nmは4,000rpmで発生と普通の1.3Lエンジンよりトルクが薄いのですが、車重が軽くCVTなので前作より動力性能は上がっているようです。 タイヤやブレーキは標準的なので軽くなった車重のクルマには十分でしょう。 今回のモデルチェンジは、デザイン面での変更と100kgもの軽量化にCVT採用と燃費向上など、全体にわたる大きな改善となりました。 特に、安全性を確保した上での軽量化は、燃費や省資源などを考える場合にも有効なので、今後のトレンドになる可能性がありそうです。 用語について マツダ デミオのグレード一覧です。
2007年5月フルモデルチェンジ data:2009/08/01 マツダ デミオの仕様と装備へ ページトップへ 車を考える部屋 |
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