プジョー 1007 / PEUGEOT 1007 2006年3月日本デビュー |
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過去のコンパクトカー達 |
プジョー初めての4桁の名前の車です。 106から一転して高く丸っこい、かわいさを感じるデザインになりました。 猫目のヘッドライトは最近のプジョーのアイデンティティーですがキツサを感じないのはデザインの妙ですね。 前作同様ピニンファリーナ(フェラーリもデザインしている有名なカーデザインの会社)ですが、イメージはまったく変わっています。 フロント周りはエアインテイク廻りを丸くバンパー一体としてかわいらしい感じ。 サイドからリアにかけては窓のシャープな切り方に特徴があり、このあたりはピニンファリーナのデザインを感じます。 スライドドアの引き込み部分のデザイン処理も手馴れたものです。 前から見るのと後ろから見るのではかなり印象が違う車です。 全体としては、柔らかい全体の雰囲気をシャープなヘッドライトと窓で引き締めたことで上手くまとめていますね。 内装のシートは、アレンジが多彩にできますが、作り自体はしっかりしているようです。 インパネ廻りは丸いエアコンダクトがモチーフで明るく、楽しさを強調しています。 オプションパーツでカメレオコンセプト(色違いのパーツで内装の色を変えることが出来る)がありますが、最初に色を選べない点はちょっと疑問が残ります。 電動のスライドドアは運転席から両側開けられます。 電動ドア2枚だけで済ませてしまうのは割りきりが良いですね。 そのおかげで外部のデザインもすっきりしました。 仕様を見ると、車重はかなり重いです。安全性もユーロNCAPで5つ星(最高点)取っています。良い意味でプジョーらしくないですね。 丈夫になったのは喜ぶべきでしょうが、1.4Lだと加速がつらそうです。 デザイン的に高さが増した分、幅も増している(3ナンバーです)ので、なんとか安定感を確保しているみたいで、206以上のトレッドを確保しています。 回転半径が大きいのは仕方が無いところでしょうが、コンパクトカーとしてはちょっと気になります。 エンジンは少しロングストローク。 1.4LはSOHCで1.6LはDOHCになります。 1.4Lは最大トルク118Nmを3,300rpmで発生して、車が重いことによる出足の重たさを緩和しようとしているようです。 しかし最大出力は54kWなので、山道はちょっと苦しいかもしれません。 1.6Lは206と同じエンジンで最大トルク147Nmを4,000rpmで発生、最大出力80kWを5,800rpmで発生していますから、こちらは山道でも遅くはなさそうです。 2トロニックという2ペダルのクラッチレスなので、坂道発進には注意が必要ですね。 用語について 以下に1.6グレードの仕様です。(エンジンが高級グレード)
data:2006/03/10 ページトップへ 車を考える部屋 |
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