クルマの燃費とエコロジーを考える 省燃費ドライビング2 車の使い方
 
 
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クルマの燃費とエコロジーを考える

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クルマの燃費とエコロジーを考える際 一番のポイントになる、省燃費の為のドライビング・運転方法の中で、車の使い方について考えていきましょう。

まず、一般的に良く行われている運転前のアイドリングは、燃料の無駄です。
エンジンは始動した時の回転数が毎分1,000回転程度、つまり1秒で16回程度回りますから、オイルが温まらないで走りはじめるとトラブルの元とはいえません。
エンジンが温まらない状態での急加速がいけないのです。
しかも、クルマにはエンジンオイルだけでなくギヤ廻りのオイルも暖気が必要なのです。
クルマは全ての部分が暖まった状態を基本に考えてあるので、停止状態でエンジンのみアイドリングを行うと熱のバランスが悪くなる危険性すらあります。

アイドリングは、エンジンをかけたら一息置いてクリープを利用して走り出し、エンジンが温まるまでゆっくり加速すること、これが一番です。
エンジン回転数は2,000回転位までが目安でしょうか。
動いていればギヤ廻りのオイルも温まるので、クルマ全体がバランスよく温まります。
全体が温まって(水温計が高くなって)から、普段どおりに走りましょう。


アクセルを上手くコントロールする為には、靴にも気を配りましょう。
出来るだけ底が薄く、足にしっかりフィットする靴がベストです。
底が厚い靴と薄い靴を履き比べて運転するとすぐに分かりますが、薄い方がアクセルの微妙なコントロールが出来ます。
前ページで書いたように、燃費改善にはアクセルのコントロールが大切なので、底が薄い靴を履くことが大切なのです。
また、靴がずれないことも大切なので、足にあったズレ難い靴を選ぶことも重要です。
裸足はコントロールのためにはベストともいえますが、強く踏みこむと足が痛いので、急ブレーキをかけることが難しくなり、お勧めできません。
底が薄いスニーカーのような靴がベストでしょう。


アイドリングストップも、長い信号待ちが予想される場合は有効です。
信号待ちが余りに短い場合は、エンジン始動時の濃い燃料が無駄になる上にスターターの寿命にも影響しますが、長い信号待ちやひどい渋滞時にはアイドリングストップは有効なのです。
なにしろ、エンジンを止めていれば燃料は減らないのですから、燃費には大きな違いが出ます。
気になるスターターの寿命に関しても、スターターを回している時間は短いものなので、アイドリングストップした時のエンジン始動回数が増えることによる傷みより、経年劣化による傷みの方が早いはずです。

ただ、渋滞時にはバッテリー上がりには気をつける必要があります。
カーオーディオやカーナビを点けたままでの停止時間が長い場合は、時々エンジンをかけてやる必要があります。


エアコン(冷房)の使い方も、燃費に大きな影響を与えます。
クルマが炎天下で暑くなっている場合、クルマの室内自体が暑くなっているので、冷房が効かないのです。
エアコンからの風(空気)が冷たくなっても、室内(物)を冷やすには時間がかかります。
室内のダッシュボードなどの温度が手で触れる位に下がるまでは窓を開け続ける方が、効率よく熱を逃がすことが出来るのです。
熱い物を冷やすより 熱くない物を冷やす方が効率が高いので、エアコンを使う時間が少なくなり、つまり省燃費となるのです。


このように、省燃費のためのドライビングに関する部分だけでも、色々な方法があります。
全てを実行するのは大変ですが、出来る範囲でいくつかでも実行すれば省燃費の効果は上がるはずです。
無理をしない範囲で、出来ることから始めましょう。




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