|
ニッサン キューブ vs ダイハツ クー |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
対決！コンパクトカー 対決！スタンダードカー 現代のコンパクトカー観 ハイブリッドカー コンパクトホットハッチ コンパクトハイトカー コンパクトスペシャリティー コンパクトハッチバック スタンダードホットハッチ スタンダードハッチバック コンパクトセダン コンパクトミニバン ミディアムスペシャリティー お役立ちリンク 
買替え前に査定チェック |
日本のスタイリッシュ コンパクトカーの2台 ニッサン キューブ と ダイハツ クー を比較します。 ニッサンが昔から続けてきたジャンルにダイハツが挑戦、そしてキューブがモデルチェンジでリフレッシュしてきました。 どんな違いが見られるか、早速比べていきましょう。 デザイン面 キューブは四角の2BOXで角だけを丸めたデザインが基本ですが、ちょっと丸まりました。 フロントグリルからサイドにかけてのレトロチックな要素も弱まり、今風なデザインが強くなっています。 サイドからリアに回りこんで、フレームを片側だけ隠した窓などは、今でも新鮮なデザインですね。 横開きのリアドアは使い勝手以上に、全体のデザインにマッチしています。 全体的にレトロな要素を使いつつも今風なデザインが強くなり、オリジナルな窓を強調しつつバランスよくまとめたデザインです。 クーはトヨタのｂBと兄弟車ですが、ちょっと派手過ぎる感のあるbBから、バンパーやリア部分を変更して適度なカッコ良さを出し、より万人向きに仕上げています。 フラットに近い屋根で側面の窓の下端もほぼ水平と水平線を強調していますが、フロントからホイール廻りはなだらかに膨らませてRV的な力強さを出しています。 リアは、跳ね上がって勢いを強調しているコンビランプの左右をつないで、元気さは感じるけど奇抜ではないという絶妙のバランスでまとめています。 全体的には、適度に活きの良さや力強さを盛り込みつつ大人っぽさも感じさせる絶妙なバランスでまとめています。 デザインでは、レトロなデザインを残しつつ かなり現代風なデザインにまとめ上げたキューブ、元気さと力強さを感じさせつつ今風の大人のデザインにまとめ上げたクーという感じです。 内装と操作系 キューブのシートは、結構しっかりしているようです。 インパネ廻りは大胆な曲線を見せつつ、上面をフラットにまとめています。 かなり現代的なデザインとなりつつも、フラットさを見せるという、個性のあるデザインを上手くまとめているのです。 メーターや操作部分はコンパクトにまとめつつ、少し分散して配置。 慣れれば操作しやすそうで、明るい内装にまとまっています。 外見以上に内装の方が、現代的なデザインが強くなっていますね。 クーのシートは、作り自体は普通ですが、シートアレンジは豊富です。 内装のインパネ廻りはセンターメーターでイルミネーションが多く、ちょっと派手です。 デザインは弓形の流れの中に丸い要素をはめ込んでいて、少し未来風のクールなデザインです。 全体としては、派手なイルミネーションで、外見よりも若さを強調した内装となっています。 現代的で個性的な、明るい内装のキューブ、ちょっと派手めでクールな若さを強調したクーという内部のデザインで、女性的なキューブに対して中性的なクーといえそうです。 キューブの内装の方が、購入する人を選ばない印象がありますが、どちらも個性的なデザインと言えるでしょう。 ボディー面 全体の大きさはキューブが大きくなってクーを逆転、とはいえ差はわずかです。 しかし、ホイールベースはクーがキューブより10mm長く、クーのほうが後部座席の余裕はわずかながら有利、しかし実質は同じといえるでしょう。 トレッドはキューブが僅かに広い程度で、大きくなったキューブがクーより110kgも重くなりました。 重量の差はかなり大きいので、走りの感覚はかなり差が出そうです。 しっかりした印象のキューブに対し、軽快なクーと言えるかもしれません。 メカニズム面 最小回転半径は、キューブが4.6mとかなり小さく、クーは4.9mと普通ですから、比較するとキューブはかなり小回りが利くようです。 燃費はCVTのキューブがトルコンのクーより25パーセントも良く、CVTの有利さと最新のクルマの燃費の良さを感じるところです。 エンジンを見てみると、キューブは、ほとんどスクエアストローク、最大出力80KWは6,000rpm、最大トルク148Nmは4,400rpmとこのクラスではトルクが良く出ているエンジンといえますね。 クーは、かなりのロングストロークで、最大出力80KWは6,000rpm、最大トルク1431mは4,400rpmとごく普通のエンジンです。 エンジンでは、キューブのトルクが良くさらにCVTですが、加速では重さも考慮して両者同等といったところでしょうか。 ガソリン容量はキューブの45Lに対してクーが40Lと、燃費が良くガソリンも多く積めるキューブが航続距離でも一歩リード、しかし、こちらの差は大して気にならないでしょう。 タイヤがキューブが175/65 R15で、クーが185/55 R15。 クーが気持ち大きいのですが、トレッドの広さなどを合わせて考えると、こちらもほとんど同等といえそうです。 キューブはバランス重視、クーがスポーティーとデザイン重視といえるのかもしれません。 メカニズム面では、キューブが小回りが利いてバランスがよく、クーが軽快でスポーティーといえるようです。 ここでは万人向きのキューブ、若者向けのクーと言えそうですね。 総評 どちらもデザイン面では、かなりレベルが高いことを感じます。 レトロの要素を薄めて現代風を強調しつつ、いまだに新しさを感じさせるデザインにまとめ上げたキューブと、元気で活きの良い各パーツを上手くまとめることで大人っぽささえ感じるデザインに仕上げたクーと言う、デザイン的に質の高い比較となりました。 どちらが良いですかと言うより、どちらが好きですか、という感性の部分で選ぶべきクルマですね。 性能面では、どちらも現代のクルマとしては標準的ですが、全体としては気持ちキューブがリードしているようです。 キューブがバランスのいい安定感の走り、クーが軽快でスポーティーなタイヤという性格の違いが大きな要素となります。 全体では、キューブがバランス良く現代化、さらに燃費を向上したのに対して、クーはメカニズムには古さを感じるもののの、若者と大人っぽさが同居した微妙なバランスで成り立っています。 燃費とデザインの性格の差が大きいので、比較的選びやすい２台のクルマと言えそうです。 用語について   左 ダイハツ クー 右 ニッサン キューブ 以下 仕様です。 クーは1.5CXグレード、キューブは15Xグレードを紹介します。
data：2009/12/25 ページトップへ 車を考える部屋 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||