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現在のハッチバックについて考えてみます。

9年前、車を買おうと色々な車を検討しました。
その時は、国によって、特色がはっきりしていました。

日本車は、まず故障がほとんど無く、エンジンのスペックが優秀でしたが、安全性についてはやっとGOAなどが出てきた時期で遅れていました。
デザインについては色も含めて地味な車が多かったですね。
イタリア車は、故障するのが当たり前だが、ドライビングが楽しい車という評価でした。
デザインにも特殊性があり、安全性は低かったようです。
フランス車は、おしゃれな車の代表でしたね。
猫足といわれる乗り心地のよさがあったようです。
故障は多めで、安全性は標準位でした。
ドイツ車は、安全性が高かったのは、さすがにアウトバーンの国(今となっては古い言い回しですね)。
故障は外国車の中では少ない方という評価でした。
質実剛健でデザインはあまり重視しないという感じでしたか。

しかし、今改めていろんな車を眺めていると、時代の変化を感じます。
まず、デザインについては、日本車・ドイツ車がかなり良くなってきていますし、エンジンスペックについてはイタリア車・フランス車が日本車に追い付きつつあります。
燃費については、ディーゼル重視のヨーロッパ対ガソリン車で燃費改善の日本車という対比が見られますね。
安全性については各国ほとんど横並びで、ドイツ車(コンパクトではないですがスウェーデン車も)が一歩リードといったところでしょうか。
乗り心地についても、現在ではフランス車も重くなって、さらに太いタイヤを履いているせいか、猫足ではなくなってきているみたいです。
故障についても、イタリア車でも以前ほど多いという話は聞きません。

こうやって改めて比較してみると、車の均一化が進んでいるみたいです。
最近は各国の車の輸出入が多くなりましたし、いろんな国に合わせる為に均一化しているのではないかと思います。
昔は、自分の国を主にに考えれば良かったのに、今では、いろいろな国からの要求があるので、全てに合わせようとすると自ずから同じ方向に向かってしまうのではないでしょうか。
日本車が、故障しない車というインパクトを与え、世界の自動車市場を席巻しているので各国が追随、車の安全性が叫ばれるとドイツ車を見習い、人の目を引くためにデザインを良くしようとデザイナーを各国から呼んでくるといった、国際市場で他社に負けないための努力の結果が、均一化という状況を作り出しているように思えます。

この均一化のおかげで、車の全体的なレベルを引き上げるという特別の効果がありました。
そしてこのレベル上げによって、改めて、個々の特色を売りに出そうという動きが出てきつつあると思うのです。
近未来を狙ったヴィッツ、ヨーロッパ風デザインをうまくまとめたスイフト、力強さを強調したポロ、昔のデザインを現代風に復活させたMINI、などこれから先を見つめた車が出てきています。

また、新しい燃料の車も次に控えていますので、これからも車という存在は私達を楽しませてくれそうです。

(車の総論になってしまいましたね。コンパクトハッチバックから考えたということでご勘弁を。)

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