フィアット グランデプント / FIAT GRANDE PUNTO |
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前作のちょっと地味なデザインから変わって、フェラーリやマセラティに通じるデザインのフロントマスクになりました。 このあたりは、ジウジアーロのデザインそのままです。 ヘッドライトは最近多い水滴型で、フロントバンパーの出っ張りが少ないのでかなりボリューム感のあるフロント廻りです。 なだらかな屋根のカーブに沿って窓上端もカーブしていますが、下部はよりダイナミックな曲線で動きを表現しています。 リア廻りは前作のイメージを残しつつ、ちょっと滑らかになりました。 全体的に大人っぽさと高級感が上がって、格上の車にも見えてしまいそうです。 足りないのはイタリア車らしい切れのあるデザイン部分がなくなったこと位で、滑らかさの中に動きを感じさせる上手いデザインです。 内装もシートは形は普通のシートですが、2トーンカラーで明るい感じです。 インパネ廻りは結構傾斜が大きく操作性は良さそうなボタン配置です。 デザイン的にはメーター廻りから助手席にかけての曲線が大胆ですが、色はしっくりした感じで大人を感じさせます。 全体としては、大胆な形を適度に抑えた色でまとめた感じです。 仕様を見ると、重量は新しいヨーロッパ車としては普通で、前作より150kg増しです。 全長は前作+185mmで4mを超えました。 幅と高さはほとんど変わらず、このあたりは幅を広げたフランス車とは異なります。 ホイールベースも少し伸びていますが、幅がほとんど変わらないのにトレッドは前後とも+75mm、不思議なところです。 このあたりからして、イタリア車の軽快に元気よく走るという部分は減って、安定方向に振っているような感じも受けます。 燃費、回転半径は不明ですが、ホイールベースとタイヤからして回転半径は大きそうです。 エンジンはロングストローク。 最大トルクは3,000rpmと実用的な低回転型で、前作のエンジンとはちょっと性格が異なります。 最大出力の回転数は6,000rpmとかなり高くなっているのですが、出力はマイナス2KW、トルクはプラス1Nmとかなり不思議な数値なのです。 これだけ重い車で、このパワーやトルクだと、かなり加速は悪そうです。 ミッションは自動クラッチで、ATモード付。 ブレーキは不安だった前作から変わってベンチレーテッド ディスクになったのは安心です。 タイヤは175/65と標準的です。 ボディー全体から足廻りまではしっかり作ってあり、安全性などはユーロで5つ星とフィアットらしくない?丈夫さです。 しかし、重くなった車重に対してエンジンが非力なので、加速の遅さが問題になる場合もあるかもしれません。 フィアット グランデプントのグレード一覧です。
2006年6月フルモデルチェンジ・10月車種追加 data:2009/08/02 フィアット グランデプントの仕様と装備へ ページトップへ 車を考える部屋 |
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