フィアット プントエヴォ / FIAT PUNTO EVO |
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プントがマイナーチェンジして、エヴォの名称が付きました。 グリルからバンパー廻りのデザインが変わり、端正なイメージからスポーティーなイメージを強調したフロントマスクとなりました。 500のイメージも取り入れているようで、なんとも微妙な印象もあります。 ヘッドライトは最近多い水滴型で、フロントデザインにあわせて精悍なイメージを加えています。 側面から屋根にかけてはグランデプントと同じようで、なだらかな屋根のカーブに沿って窓上端もカーブしていますが、下部はよりダイナミックな曲線で動きを表現しています。 プントエヴォのリア廻りもバンパーを変更、強調することでスポーティーさが感じられます。 全体的にグランデプントの大人っぽさをスポーティーに変更、コンパクトカーらしいデザインに仕上がっているのです。 イタリア車らしい切れのあるデザインで、強調しすぎない範囲で動きを感じさせる上手いデザインといえるでしょう。 プントエヴォの内装では、シートは形は普通のシートですが、2トーンカラーにストライプを加えた元気なデザインです。 インパネ廻りは曲線を多用したダイナミックな造形ですが、操作性はコンパクトにまとめて使いよさそうな配置となっています。 デザイン的には中央の曲面部分をアクセントカラーとして、上下のブラック色で抑えつつデザインを強調しています。 全体としてはスポーティーさが基本のデザインで、ダイナミックな造形とカラーリングで若さを強調した感じです。 プントエヴォの仕様を見ると、バンパーの変更で全長は若干伸びたものの、重量からホイールベースなどはグランデプントと同じです。 幅と高さはほとんど変わらず、バランスよくサイズアップした形を継承です。 イタリア車の軽快に元気よく走るという部分は減って、安定方向に振っているようなスペックといえるでしょう。 燃費、回転半径は不明ですが、ホイールベースとタイヤから予想すると回転半径は大きそうです。 プントエヴォのエンジンはグランデプントと同じで、ロングストローク。 最大トルクは3,000rpmと実用的な低回転型で、前作のエンジンとはちょっと性格が異なります。 最大出力の回転数は6,000rpmとかなり高くなっているのですが、出力はマイナス2KW、トルクはプラス1Nmとかなり不思議な数値なのです。 これだけ重い車で、このパワーやトルクだと、かなり加速は悪そうです。 アイドリングストップ機能が付いたことで、燃費は1割ほど良くなったようですが、元々あまり良くないはずなので、大きな改善とはいかないかもしれません。 ミッションも同じで、自動クラッチのATモード付。 ブレーキは不安だった前作から変わってベンチレーテッド ディスクになったのは安心です。 タイヤは175/65と標準的です。 ボディー全体から足廻りまではしっかり作ってあり、安全性などはユーロで5つ星とフィアットらしくない?丈夫さです。 しかし、重くなった車重に対してエンジンが非力なので、加速の遅さが問題になる場合もあるかもしれません。 フィアット プントエヴォのグレード一覧です。
2010年6月チェンジ data:2010/06/03 フィアット プントエヴォの仕様と装備へ ページトップへ 車を考える部屋 |
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