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シボレー ソニック / CHEVROLET SONIC |
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シボレー唯一のコンパクトカーといえるソニックが、日本デビューしました。 大胆なデザインとオペルなどと同じプラットフォームを採用した、個性的なモデルです。 フロント部分はコンパクトながら、シボレーのエンブレムを中心に配した、立体的なデザインのグリルが目立ちます。 ヘッドライトは４つの丸いライトが剥き出しで、ワイルドな印象を高めています。 真下のブラック部分も、力強さを加えているようです。 サイドにも、ダイナミックな造形を取り入れています。 タイヤアーチの廻りにも広く曲面を取り入れ、ドアのサイドのエクボは後ろを上げて、躍動感を演出です。 窓も後ろを上げて躍動感を強調、視界は若干悪そうですが、上手く動きのあるデザインを取り入れているのです。 リア廻りは楕円形のハッチ開口部分を強調したデザイン。 丸い４つの円形のテールランプは、４灯のヘッドライトと呼応しているようです。 盛り上がったバンパー部分のデザインはちょっと個性を感じますが、フロントの力強いデザインやサイドの躍動感のあるデザインとはちょっと印象が異なります。 シボレーのソニックは、大胆で動きのあるデザインが大きなポイントです。 アメリカのシボレーらしい大胆デザインに、ヨーロッパ風の洗練された動きのあるデザインを加えたような、個性的なデザインが印象的なのです。 若干好き嫌いが出そうなデザインなのですが、コンパクトカーらしい一体感のある形にまとめているので嫌味はありません。 シボレー ソニックのインテリアは、センターのオーディオ部分を浮かせた、未来的なデザインが基本となります。 メーター周りやエアコン操作部分などにみられるメタリック仕上げが、かなり大きめでツヤを抑えているので、独特な未来感があるのです。 デジタルスピードメーターにアナログタコメーターを組み合わせ、ちょっと古い時代の未来的なイメージも感じられます。 造形には大きな曲面を利用して、外観のダイナミックデザインを形で取り入れている印象です。 全体としてはメタリック部分が必要以上に目立たないので、落ち着いた未来的デザインといえるでしょう。 シートはそこそこしっかりした作りのようで、ロングドライブも心配ありません。 ドア廻りのデザインにも、動きを感じるラインを取り入れています。 インテリア全体では、未来デザインとダイナミックな造形を取り入れて、個性的なデザインとしてまとめています。 個性的なメーターなど、こちらも若干好き嫌いはありそうですが、嫌味な印象は感じられません。 意外に、時代に流されにくいデザインともいえそうなのです。 シボレー ソニックの仕様を見ると、ヨーロッパのコンパクトカーのサイズに日本のコンパクトカーの高さをプラスしたボディーサイズです。 車重もかなり重めで、オペルなどと共通のプラットフォームの丈夫さが伺えます。 全体的に大きめなので、内部空間もそこそこの広さを確保しています。 日本のコンパクトカーよりも幅が広いので、背が高めでも安定感は確保しているようですね。 安全装備についてはカーテンエアバッグまで装備、さらにＥＳＣやヒル スタートアシス卜など、ヨーロッパ基準の安全性能を確保しています。 燃費はこの時代にもかかわらず、かなり悪い数値です。 １０／１５モードとＪＣ０８モードの燃費の差が少ないので、カタログと実燃費の差は少なそうですが、それでも燃費には期待できません。 唯一レギュラーガソリンが使える点が、輸入車としては嬉しいところでしょうか。 ソニックのエンジンは、１．６Ｌとしては標準的な性能です。 パワーやトルクも標準的ですが、日本のエンジンと同レベルの性能は確保しています。 ミッションは６速のトルコン、かなりギヤ比が広いので、燃費改善に効果があるはずなのですが、燃費は悪いところがシボレーらしさかもしれません。 足廻りはスタンダードな方式ですが、かなりしっかりした足回りのようです。 こちらもヨーロッパ基準らしく、大きめのタイヤサイズと相まって、足回りには安心感があります。 基本は単一グレードですが、アルミホイールとカラーバリエーションの広さが欲しい場合にはＬＴグレードがあります。 シボレー ソニックは、アメリカンテイストの大胆デザインと、オペル譲り？のヨーロッパ基準の作りのよさが特徴のコンパクトカーです。 燃費の面ではまったく期待できませんが、しっかりした作りとデザインの割には価格が抑え目です。 個性的なデザインが好みに合えば、輸入車としてはコストパフォーマンスが高めの、しっかりしたコンパクトカーなのです。   用語について シボレー ソニックのグレード一覧です。
2011年11月日本デビュー data：2011/12/23 シボレー ソニックの仕様と装備へ ページトップへ 車を考える部屋 |
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